八戸市議会 > 1994-12-19 >
平成 6年12月 定例会−12月19日-付録
平成 6年12月 定例会−12月19日-05号

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  1. 八戸市議会 1994-12-19
    平成 6年12月 定例会−12月19日-05号


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    平成 6年12月 定例会−12月19日-05号平成 6年12月 定例会 議事日程第五号  平成六年十二月十九日(月曜日)            午前十時開議 第一 認定第二号    平成五年度決算の認定について 第二 議案第百三十号  平成六年度八戸市一般会計補正予算    議案第百三十一号 平成六年度八戸市自動車運送事業会計補正予算    議案第百三十二号 平成六年度八戸市立市民病院事業会計補正予算    議案第百三十三号 平成六年度八戸市国民健康保険特別会計補正予算    議案第百三十四号 平成六年度地方卸売市場八戸魚市場特別会計補正予算    議案第百三十五号 平成六年度八戸市食肉処理場特別会計補正予算    議案第百三十六号 平成六年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算    議案第百三十七号 平成六年度八戸市学校給食特別会計補正予算    議案第百三十八号 平成六年度八戸市都市計画下水道事業特別会計補正予算    議案第百三十九号 平成六年度八戸市公共用地取得事業特別会計補正予算    議案第百四十号  平成六年度八戸市都市計画駐車場特別会計補正予算    議案第百四十一号 平成六年度八戸市中央卸売市場特別会計補正予算    議案第百四十二号 平成六年度八戸市老人保健特別会計補正予算    議案第百四十三号 平成六年度八戸市霊園特別会計補正予算
       議案第百四十四号 平成六年度八戸市農業集落排水事業特別会計補正予算    議案第百四十五号 八戸市公会堂条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百四十六号 八戸市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の制定について    議案第百四十七号 八戸市手数料条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百四十八号 八戸市市税条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百四十九号 八戸市立幼稚園入園料及び保育料徴収条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百五十号  八戸市文化教養センター条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百五十一号 八戸市立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百五十二号 八戸市体育館条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百五十三号 八戸市武道館条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百五十四号 八戸市屋内スケートリンク条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百五十五号 八戸市屋内トレーニングセンター条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百五十六号 八戸市スポーツ研修センター条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百五十七号 八戸市公民館条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百五十八号 八戸市視聴覚センター条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百五十九号 八戸市博物館条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百六十号  八戸市農業研修センター条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百六十一号 八戸市農村環境改善センター条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百六十二号 八戸市農業集落排水処理施設条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百六十三号 地方卸売市場八戸魚市場条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百六十四号 八戸市水産総合管理センター条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百六十五号 八戸市看護婦養成所条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百六十六号 八戸市福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百六十七号 八戸市市民保養所条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百六十八号 八戸市立集会場条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百六十九号 八戸市家庭奉仕員派遣手数料徴収条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百七十号  八戸市老人いこいの家条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百七十一号 八戸市老人福祉センター条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百七十二号 八戸市勤労身体障害者体育施設条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百七十三号 八戸市斎場条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百七十四号 八戸市霊園条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百七十五号 八戸市廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百七十六号 八戸市立市民病院条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百七十七号 八戸市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百七十八号 八戸市都市公園条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百七十九号 八戸市健康運動センター条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百八十号  八戸市下水道条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百八十一号 八戸市非常勤消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例の制定について    議案第百八十二号 市有財産の無償貸付けについて    議案第百八十三号 土地の買入れについて    議案第百八十四号 公有水面の埋立てに係る意見について    議案第百八十五号 訴えの提起について    議案第百八十六号 八戸市市税条例の一部を改正する条例の制定について 第三 陳情七件 第四 閉会中の継続審査について 第五 議会案第八号   ガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意に伴う国内農林業対策等に関する意見書     ───▲・▼───  本日の会議に付した事件 第一 認定第二号 第二 議案第百三十号から議案第百八十六号まで 第三 陳情七件 第四 閉会中の継続審査 第五 議会案第八号 追加日程 議員の辞職の件     ───▲・▼─── 出席議員(三十六名)    一番  田名部 和 義 君    二番  工 藤 雄 剛 君    三番  伊 藤 彰 亮 君    四番  秋 山 恭 寛 君    五番  佐々木 秀 男 君    六番  工 藤 智 幸 君    七番  吉 田 淳 一 君    八番  山 口 広 道 君    九番  伊 藤 圓 子 君   一〇番  中 村 文 男 君   一一番  笹 倉 啓之介 君   一二番  前 澤 時 廣 君   一三番  山 内 正 孝 君   一四番  大 館 恒 夫 君   一五番  吉 田 博 司 君   一六番  東 野 礼 二 君   一七番  坂 本 美 洋 君   一八番  清 水 悦 郎 君   一九番  荒 川 重 雄 君   二〇番  藤 川 友 信 君   二一番  田名部 定 男 君   二二番  神 田 洋 一 君   二三番  内 城 国 雄 君   二四番  中 村 元 博 君   二五番  上 田 善四郎 君   二六番  谷 地 先次郎 君   二七番  中 村 当次朗 君   二八番  西 野 陽 一 君   二九番  苅 田 重一郎 君   三三番  越 田   巌 君   三四番  岩 織 政 美 君   三五番  大久保 忠 亥 君   三六番  上 村 武之助 君   三七番  松 田 岩 雄 君   三九番  斉 藤 健 治 君   四〇番  玉 懸 忠 国 君   ───────────── 欠席議員(一名)
      三一番  小笠原 要 七 君   ───────────── 地方自治法第百二十一条による出席者   市長      中里 信男君   助役      須藤 昭雄君   収入役     福井 政美君   企画部長    北澤 美達君   総務部長    工藤 俊雄君   財政部長    村手  聡君   経済部長    金子 英夫君   健康福祉部長  川越 精作君   生活環境部長  伊藤 公隆君   建設部長    日影  廣君   都市開発部長  宇部  晃君   教育長     巻  長吾君   教育部長    松川 芳男君   自動車運送事業管理者           安藤 行夫君   市民病院事務局長           八並 壽雄君   監査委員    荒谷 勇一君    ───────────── 出席事務局職員   事務局長    船越  進   次長      漆澤  惇   議事課長    大高 勝武   課長補佐    荒谷 正孝   議事班長    菅原 勝彦   主任主査    工藤  哲   主査      千葉 憲志     ───▲・▼───   午前十時三分 開議 ○議長(佐々木秀男 君)これより本日の会議を開きます。     ───▲・▼─── △日程第一 認定第二号の件 ○議長(佐々木秀男 君)日程第一認定第二号平成五年度決算の認定についてを議題といたします。  決算特別委員長から、委員会における審査の経過と結果について報告を求めます。  中村当次朗委員長  〔二十七番中村当次朗君登壇〕(拍手) ◎二十七番(中村当次朗 君)決算特別委員会における審査の経過と結果について報告いたします。  審査報告は質疑・要望のみを申し上げます。  まず一般会計歳出中、第二款総務費では、納税貯蓄組合と納付率の関係及び財政力指数と今後の見通し並びに各相談室の整備充実等についてであります。  第三款民生費では、老人デイサービス事業の利用、民生委員の推薦のあり方及び福祉バスの運行状況と老人居室整備資金の貸付、低所得者への助成についてであります。  第四款衛生費では、合併処理浄化槽設置整備費補助金の前年比減の理由及び八戸市廃棄物減量等推進審議会の活動状況並びに骨粗しょう症の検診体制についてであります。  第六款農林水産業費では、市民の森不習岳簡易水道保守点検飯米確保対策地方拠点都市地域関連農村整備推進調査委託料のそれぞれの内容についてであります。  第七款商工費では、八戸プレスツアーの効果についてであります。  第八款土木費では、私道整備補助金の対象地域及び国道三四〇号歩道工事の進捗状況並びに新井田土地区画整理組合事業に対する市の負担額についてであります。  第十款教育費では、老朽化の著しい学校の整備及び放課後児童対策事業の概要、いじめ問題並びに小中学校の音楽活動への支援、図書館の閲覧室のあり方、公民館における高齢者への配慮についてであります。  第十二款公債費では、公債費の補正の理由についてであります。  歳入では、公債費のNTT資金対象事業並びに八戸臨海鉄道株式会社及び三沢空港ターミナル株式会社の収支状況とその配当についてであります。  次に特別会計では、国保会計において、繰越金の運用方法について、区画整理会計においては、建物移転及び整地等補償費の事業内容と進捗状況についてであります。  学校給食会計においては、アルバイト雇用勤務条件等についてであります。  下水道会計においては、水洗化率及び対象地域内における下水道使用料の徴収についてであります。  霊園会計においては、その整備についてであります。  以上、認定第二号に対する質疑を終了し、総括意見を徴したのであります。  よって、その要旨を申し上げます。  新進クラブを代表して田名部和義委員から、認定に賛成する。急激な円高の進行や、冷夏などの厳しい環境の中で、公共下水道総合福祉会館縄文学習館等を整備したほか、新市民病院、新清掃工場建設促進にも積極的に取り組まれ、大きな成果をおさめたことを高く評価する。  今後とも、行政改革を進めるとともに、二十一世紀を展望したまちづくりや、学校の整備充実に取り組んでいただきたい。  国保会計においては、その基盤が弱いことから、今後とも税収の確保に努力されたい。  また、公共下水道会計においては、一層の事業推進を望む。  自由民主クラブを代表して工藤雄剛委員から、認定に賛成する。長期にわたる景気低迷や、冷夏などの厳しい経済環境の中で、各般にわたる施策が展開されたが、特に地方拠点都市指定、八戸港の国際化など、八戸市の大いなる飛躍と夢を感じさせる積極的な施策を高く評価する。  今後とも、健全財政を堅持しつつ、行財政の合理化・効率化を望む。  市政クラブを代表して山口委員から、認定に賛成する。平成五年度は、景気低迷等による厳しい財政環境の中で、都市基盤整備を初め、コミュニティーセンター児童センター公営住宅等を建設したほか、新市民病院、新清掃工場、史跡根城跡主殿復原事業にも意を注がれたことを高く評価する。  今後、高齢化社会等への対応や新幹線盛岡以北フル規格による早期着工等、大きな課題を抱えている中において「たくましい産業文化都市」実現のため鋭意努力されたい。  社会党・市民連合を代表して内城委員から、認定に賛成する。総じて、予算の執行に甘さが目立つ。特に各種審議会委員の報酬と民生費の不用額の多さを指摘する。  また、納税貯蓄組合事務費補助金及び資源ごみ回収奨励補助金は、時代の変化に応じた施策とは思われがたい。  バブル経済崩壊の中で政の再編、官の行革、財のリストラの厳しい対応が求められていることを認識し、官もみずからの体質改善に努められたい。  公明を代表して中村元博委員から、認定に賛成する。平成五年度は「たくましい産業文化都市」を目指し、節度ある財政運営に努力された。  その中にあって、都市基盤の整備、新市民病院の建設促進、総合福祉会館の建設、根城史跡広場の整備等に努め、都市機能の充実と市民福祉の向上に努力されたことを高く評価する。  国保会計においては、制度の抜本的な改革と国の支援策に一層の努力を望む。  日本共産党議員団を代表して岩織委員から、認定に反対する。平成五年度は、政府の景気対策の弱さや、社会保障制度の後退などの影響を受けて、地方交付税の減額や財政力指数の低下をもたらし、行政需要の増大に歳入が対応できない状況となっている。決算審査意見書において「行政需要の的確な把握」と「中・長期的な展望に立った健全財政の堅持」を求めているが、このことにも強く留意されたい。  清掃業務委託入札において、前年度契約額を大きく下回る結果を招き、最低賃金の確保等に問題を生ぜしめたが、今後、改善に努められたい。  国保会計において、実質三億円余の黒字決算となっていることは、最高限度額の引き上げによる被保険者の負担増と一般成人の療養費減によるものと見られる。次年度以降も同様の収支状況が見込まれるので、まず被保険者への負担軽減を望む。  個々の施策については、一定の成果を評価しつつも、全体として、認定に同意できない。  民社クラブを代表して田名部定男委員から、認定に賛成する。長期にわたる景気低迷や冷害等による厳しい財政環境の中で、第三次八戸市総合計画に沿って的確な事業選択を行い、行政需要にこたえられたことを評価する。  今後、中・長期の展望に立った行財政改革への取り組みや拠点都市にふさわしいまちづくりを望む。  伊藤圓子委員から、認定に賛成する。平成五年度は、法人市民税が減少するという厳しい財政環境のもと、史跡根城跡復原事業縄文学習館建設及び高齢化対策ごみ減量対策農水業対策等に取り組まれた姿勢を評価する。  今後とも、商工業活性化のための諸施策の推進と市民福祉の向上に努力することを望む。  以上のとおり、それぞれの意見の開陳があり、認定第二号を採決に付した結果、本決算は賛成多数をもって認定することに決しました。  以上で報告を終わります。  〔二十七番中村当次朗君降壇〕(拍手) ○議長(佐々木秀男 君)ただいまの委員長報告に対し、御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木秀男 君)御質疑なしと認めます。  これより討論に入りますが、通告がありませんので、これをもって討論を終わります。  これより認定第二号を採決いたします。  本決算の委員長報告は認定であります。  本決算は委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(佐々木秀男 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、本決算は委員長報告のとおり認定することに決しました。
        ───▲・▼─── △日程第二 議案五十七件及び日程第三陳情七件 ○議長(佐々木秀男 君)日程第二議案第百三十号平成六年度八戸市一般会計補正予算から議案第百八十六号八戸市市税条例の一部を改正する条例の制定についてまで並びに日程第三陳情七件を一括議題といたします。  各常任委員長から委員会における審査の経過と結果について順次報告を求めます。  総務常任委員長の報告を求めます。  東野委員長  〔十六番東野礼二君登壇〕(拍手) ◎十六番(東野礼二 君)総務常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第百三十号平成六年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る歳出予算の主なる内容は、人事異動及び給与改定に伴い人件費を補正するほか、第二款総務費では、利子及び寄附金を充当し、財政調整基金市債管理基金国際交流基金への積立金を追加計上するものであります。  第四款衛生費では、国の補助事業の減に伴い、八戸圏域水道企業団の出資金を減額するほか、市民病院事業会計に対する負担金及び出資金を追加計上するものであります。  第七款商工費では、旭光通信システム株式会社株式会社タイコーシステムエンジニアリング東北古河電工株式会社に対する立地奨励補助金を追加計上するものであります。  第十款教育費では、人事異動等に伴い給食センター職員人件費等の減により、学校給食特別会計繰出金を減額するものであります。  第十三款諸支出金では、自動車運送事業会計への補助金を追加計上するものであります。  一方、歳入においては、各事業の補助決定等により国・県支出金及び市債を補正するほか、繰越金等を追加計上するものであります。  第三条地方債の補正では、事業費の補助決定により、農林水産業施設災害復旧事業を追加するほか、保健衛生事業漁港整備事業社会教育整備事業等の限度額を変更するものであります。  審査の過程において、委員から準要保護児童生徒学校給食費扶助費補正の理由及び地区公民館館長の任免の基準について質疑があり、理事者から補正の理由は、対象児童生徒が小学校で七十九人の増、中学校で十一人の増となったことによるものであり、また任免の基準は、非常勤公民館館長要領に基づくものであるとの答弁があったのであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百三十七号平成六年度八戸市学校給食特別会計補正予算の主なる内容は、歳出では、人事異動及び給与改定に伴う人件費を補正するほか、給食実施日数の減により、賄材料費を減額するものであります。  一方歳入においては、給食実施日数の減による給食費負担金及び一般会計からの繰入金を減額し、前年度繰越金を計上するものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百四十五号は、公会堂の使用料を改定するためのものであります。  審査の過程において、委員から値上げに際してのサービス改善の検討について質疑があり、理事者から具体的に検討していないとの答弁があったのであります。  本案に対し神田委員から、八戸の文化の殿堂である公会堂の料金の値上げは、一般市民までも影響が及ぶので反対であるとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百四十六号は、国家公務員等給与改定に準じ、職員の給料月額並びに扶養手当及び住居手当の額並びに期末手当の支給割合の改定をするためのものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百四十七号は、公簿・公図の閲覧等に係る手数料を改定するためのものであります。  審査の過程において、委員から手数料引き上げによる市民課及び税関係の影響額について質疑があり、理事者から住民票二千七百五十二万円、資産証明等二百五十万円、所得証明等二百五十万円、諸証明二万八千円の増となるとの答弁があったのであります。  本案に対し神田委員から、市民に影響が及ぶので反対であるとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百四十八号は、納税証明書交付手数料及び督促手数料を改定し、並びに個人の市民税及び固定資産税に係る前納報奨金の交付対象となる税額の限度額を改定するためのものであります。  審査の過程において、委員から前納報奨金の額及び引き下げによる影響額について質疑があり、理事者から前納報奨金は、平成五年度決算で七千三百十八万六千百五十円、引き下げによる影響額は一千八百万円の経費節減となるとの答弁があったのであります。  本案に対し神田委員から、手数料の引き上げ、それに前納報奨金についても、いろんな経緯があったとしても、今回の見直しに一緒にということについては基本的になじまないので、あわせて反対である。  また、大久保委員から、督促手数料は郵便料の原価であり、証明書の交付手数料も事務費がかかるのでやむを得ない。前納報奨金についても、金持ち優遇的なものを引き下げるという立場から賛成であるとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百四十九号は、市立幼稚園の保育料を改定するためのものであります。  本案に対し神田委員から、八戸市にたった一つしかない市立幼稚園の園児の保育料を引き上げることには反対であるとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百五十号は、南部会館の使用料を改定するためのものであります。  本案に対し神田委員から、営業、宣伝というふうなことに追認したとしても、この値上げについては、まだ生ずべきではないということから反対である。  また前澤委員から、営業や宣伝による使用料の改正なので賛成である。  工藤雄剛委員から、業者にとっては、他の会場使用料に比較し非常に低額なので、賛成であるとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百五十一号は、公立学校の学校医、学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、所要の改正をするためのものであります。  審査の過程において、委員から公務災害をこうむった例の有無について質疑があり、理事者から小中学校の学校医は県条例の対象となるため、この条例の対象は豊崎幼稚園の学校医だけで、過去に例がないとの答弁があったのであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百五十二号は、体育館の使用料を改定するためのものであります。  本案に対し神田委員から、使用料の引き上げにかかわるものなので反対であるとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百五十三号は、武道館の使用料の改定等をするためのものであります。  本案に対し神田委員から、使用料の引き上げにかかわるものなので反対であるとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百五十四号は、インドアリンクの使用料を改定するためのものであります。  本案に対し神田委員から、義務教育の教育活動として使用する場合には無料ということで、若干の改善点が見られるが、全体としては、リンクを使用する大人、子供を問わず負担を増大させるものであり、氷都八戸にとっては大きな打撃であるので反対するとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百五十五号は、屋内トレーニングセンターの使用料の改定等をするためのものであります。  本案に対し神田委員から、市民負担の増大にかかわるものなので反対であるとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百五十六号は、スポーツ研修センターの使用料を改定をするためのものであります。  審査の過程において、委員から引き上げ率について質疑があり、理事者から引き上げ率は一四・七%であるとの答弁があったのであります。  本案に対し神田委員から、使用料の引き上げにかかわるものなので反対であるとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百五十七号は、公民館の使用料を改定をするためのものであります。  審査の過程において、委員から市公民館の暖房料徴収の有無及び地区公民館十九館の引き上げによる影響額について質疑があり、理事者から市公民館では、使用料の中に含まれている。また、地区公民館の引き上げによる影響額は二十八万円の増となるとの答弁があったのであります。  本案に対し神田委員から、地区公民館の使用については、九割が減免対象であるといえども、一割の市民の負担をふやすことになるので反対である。  また、大久保委員から、地区公民館は、地域住民に非常に密接な利用頻度がありますし、使用者の九割が減免ということも、実態から見てどうなのか、もう少し検討しておく必要がある。さらには、影響の大きさから見て、ここは思いとどまるべきだという立場で反対であるとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百五十八号は、プラネタリウムの観覧料を改定するためのものであります。  本案に対し神田委員から、影響が出るので反対であるとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百五十九号は、縄文学習館の入館料等を改定するためのものであります。  審査の過程において、委員から根城の主殿と縄文学習館が今年オープンしたが、今回、縄文学習館だけの入館料引き上げになった理由について質疑があり、理事者から縄文学習館が今年六月二十四日にオープンしたが、今年度は入館料を据え置き、民俗資料館の改修工事と外溝工事が完了した時点で、この入館料についても、まとめて見直しするという経緯で進めたものであるとの答弁があったのであります。  本案に対し神田委員から、縄文学習館は、多くの市民に対して利用していただきたいし、今、期待が、新しくできて広がっているときに、値上げはそれに水を差すもので、反対であるとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百八十六号は、地方税法の一部改正に伴う個人市民税に係る所得割の税率区分の改正、平成七年度分個人市民税の特別減税その他所要の改正をするためのものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  次に、陳情については、お手元に配付してあります陳情審査報告書のとおり決定いたしました。  以上で報告を終わります。  〔十六番東野礼二君降壇〕(拍手) ○議長(佐々木秀男 君)経済常任委員長の報告を求めます。  越田委員長  〔三十三番越田巌君登壇〕(拍手) ◎三十三番(越田巌 君)経済常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第百三十号平成六年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係る予算の主なる内容は、各款において給与改定に伴う人件費等を補正するほか、第六款農林水産業費では、農家への飯米受渡し数量及び単価の減により、飯米確保対策費を減額するほか、農業集落排水事業特別会計繰出金を減額するものであります。  第七款商工費では、中央卸売市場特別会計繰出金を減額するものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百三十一号平成六年度八戸市自動車運送事業会計補正予算の主なる内容は、収益的収入及び支出において、収入では、一般会計からの補助金を追加計上するものであります。  支出では、国道四五号拡幅関連による運行管理システム等の移設の完了に伴い、固定資産除却費を減額するとともに、利率の上昇により退職手当債利息等を増額するものであります。  資本的収入及び支出では、支出において、平成五年度の車両購入価格の確定により、企業債償還金を減額するものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百三十四号平成六年度地方卸売市場八戸魚市場特別会計補正予算の主なる内容は、歳出では、給与改定に伴う人件費等を補正するものであります。  歳入では、平成七年一月一日から魚市場使用料の引き下げを実施する予定となっていることから、市場使用料を減額するほか、前年度繰越金を計上するものであります。  議案第百三十五号平成六年度八戸市食肉処理場特別会計補正予算の主なる内容は、歳出では、現食肉処理場用地が狭隘であることから、隣接する五千七百八十九平米の土地を購入するため、用地購入費及びこれに伴う建物移転等の補償費を計上するほか、一般会計繰出金を増額するものであります。  歳入では、前年度繰越金を増額するとともに、食肉処理場整備事業債を計上するものであります。  第二条地方債では、公有財産購入等のため、新たに定めるものであります。  議案第百四十一号平成六年度八戸市中央卸売市場特別会計補正予算の主なる内容は、歳出では、給与改定に伴う人件費等を補正するものであります。  歳入では、一般会計からの繰入金を減額するほか、前年度繰越金及び消費税還付金を計上するものであります。  議案第百四十四号平成六年度八戸市農業集落排水事業特別会計補正予算の主なる内容は、歳出では、受益者分担金の一括納付が見込まれることから、報奨金を増額するものであります。  歳入では、消費税還付金及び受益者分担金を増額し、一般会計繰入金を減額するものであります。  以上の各特別会計補正予算は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百六十号は、農業研修センターの使用料を、議案第百六十一号は、瑞豊館の使用料を、それぞれ改定するためのものであります。  審査の過程で委員から、瑞豊館の年間使用件数について質疑があり、理事者から有料の使用件数で年平均約百件であるとの答弁があったのであります。  議案第百六十二号は、農業集落排水処理施設の使用料及びその滞納に係る督促手数料を改定するためのものであります。  審査の過程で委員から、使用料の値上げ率について質疑があり、理事者から同施設の維持管理及び水質管理に努めていくためには、適正なものであるとの答弁があったのであります。  議案第百六十三号は、魚市場の小売市場を廃止し、及び卸売場使用料の改定をするためのものであります。  審査の過程で委員から、魚市場の使用料を値下げすることとしたこれまでの経緯について質疑があり、理事者から最近の水揚げの減少、漁価の低迷により、市場の健全な運営は卸売業者の経営努力だけでは難しいものと判断し、八戸市魚市場運営審議会に諮問したところ、魚市場使用料の率を当分の間引き下げし、市場の健全な運営を確保できたときには、率の引き上げをする等の答申があり、この答申を尊重し、本定例会に提案するに至ったとの答弁があったのであります。  議案第百六十四号は、水産会館の研修室等の使用料を改定するためのものであります。  審査の過程で委員から、同会館の利用状況について質疑があり、理事者から平成五年度の主なもので、大研修室百七十一件、小研修室三百三件、宿泊一千二百六十八件、食堂利用者三万二千二百七十三人であったとの答弁があったのであります。  以上の各議案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  次に、陳情第八号「ガット合意」の国会承認をやめさせ、米と農業を守るための陳情について、上田委員から、国会において既に可決されていること。また、批准しないということになれば、国際的に孤立することも想定され、国民生活に重大な影響が懸念される。さらに、減反政策を取りやめた場合、米の生産過剰を招き、生産者米価の低下等により農業経営が不安定になることも懸念され、減反政策を実施していくことはやむを得ない措置であることから、不採択とすべきであるとの意見があり、本陳情は趣旨に沿えないとして、全員異議なく不採択と決しました。  以上で報告を終わります。
     〔三十三番越田巌君降壇〕(拍手) ○議長(佐々木秀男 君)民生常任委員長の報告を求めます。  内城委員長  〔二十三番内城国雄君登壇〕(拍手) ◎二十三番(内城国雄 君)民生常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第百三十号平成六年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係わる歳出予算の主なる内容は、給与改定等に伴う人件費を補正するほか、第二款総務費では、四件分の寄附金を社会福祉基金へ積み立てするものであります。  第三款民生費では、給付額の増加が見込まれることから、特別障害者手当等給付費を、また、国の単価改正により、精神薄弱者援護施設措置費を増額するとともに、国庫補助基準額の改定及び施設の新設に伴い、老人デイサービス事業委託料並びに在宅介護支援センター運営委託料をそれぞれ増額するものであります。  また、新たに在宅介護支援センター及び老人デイサービスセンターを修光園に併設するための施設整備費補助金を計上するものであります。  さらには、医療扶助及び生活扶助等の増加が見込まれることから、生活保護費を増額するものであります。  第四款衛生費では、予防接種法の一部改正により、インフルエンザ予防接種が任意接種となったことに伴い、医薬材料費並びに予防接種等委託料を減額するほか、補助基準単価の改定に伴い、基本健康診査等委託料を増額するとともに、平成五年度の保健事業等国庫補助金の確定による返還金を計上するものであります。  また、八戸地域広域市町村圏事務組合負担金のうち、し尿処理においては、前年度繰越金の確定と電気使用料の節減により、また、ごみ処理においては、ごみ処理施設基幹的施設整備事業を取りやめたことにより、負担金をそれぞれ減額するものであります。  第五款労働費では、会員数及び就業延べ人員等の増により、国の補助ランクが引き上げられたことに伴い、シルバー人材センター補助金を増額するものであります。  審査の過程において委員から、社会福祉基金の積立方針及び市敬老祝金の減額理由並びに生活保護世帯数の動向等について質疑があり、理事者から社会福祉基金の保有額をふやしながら、果実の有効活用に努めたい。また、市敬老祝金の減額理由は、予算計上時に比べて死亡や他市町村への異動に伴い、対象人員が三百二十九人減ったためであること。さらに生活保護世帯数は月平均千二百三十世帯前後で推移しているが、今後は全国的な傾向ではあるが、横ばいまたは上昇するのではないかとの答弁があったのであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百三十二号平成六年度八戸市立市民病院事業会計補正予算の主なる内容は、収益的収入及び支出のうち、収入においては、入院患者数及び診療単価が当初予定より見込めないことにより入院収益を、さらには外来患者数は増加しているものの、薬価の切り下げ及び院外処方せんの発行に伴い外来収益を、それぞれ減額するほか、一般会計からの繰入金を増額するものであります。  支出においては、給与改定等に伴い給与費を増額するほか、院外処方せんの発行に伴い薬品の購入量の減少が見込まれることから材料費を減額するものであります。  また、資本的収入及び支出のうち、収入においては、新病院建設に係る地方債並びに一般会計からの出資金を増額するものであります。支出においては、病院建設事務所職員の人員増並びに給与改定に伴い、建設改良費内の給与費を増額するものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百三十三号平成六年度八戸市国民健康保険特別会計補正予算の主なる内容は、歳出においては、給与改定に伴う人件費を補正するほか、医療費適正化特別対策事業の国庫補助の決定に伴い、医療費通知委託料を減額し、さらには給付額の増加が見込まれることから、葬祭費を増額するとともに、平成五年度の療養給付費等国庫負担金の精算に伴う返還金を計上するものであります。  歳入においては、医療費適正化特別対策事業費の額の決定に伴い国庫補助金を減額し、前年度繰越金を追加計上するものであります。  議案第百四十二号平成六年度八戸市老人保健特別会計補正予算の内容は、歳出においては、前年度の老人医療給付費の確定に伴い、県負担金の超過受入額分の返還金を計上し、歳入においては、前年度繰越金を計上するものであります。  議案第百四十三号平成六年度八戸市霊園特別会計補正予算の主なる内容は、歳出においては、給与改定に伴う人件費を補正するほか、歳入においては、前年度繰越金を計上し、一般会計からの繰入金を減額するものであります。  以上の各特別会計補正予算は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百六十五号は、高等看護学院の受験手数料及び授業料を改定するためのものであります。  議案第百六十六号は、福祉公民館の使用料を改定するためのものであります。  議案第百六十七号は、洗心荘の使用料の改定等をするためのものであります。  審査の過程において委員から、使用料改定を検討する際に比較した都市について質疑があり、理事者から他都市との比較ではなく、洗心荘周辺の簡易保険及び十和田湖町が運営している宿泊施設と比較した旨の答弁があったのであります。  議案第百六十八号は、更上閣及び更上閣別館の使用料を改定するためのものであります。  議案第百六十九号は、家庭奉仕員の派遣手数料を改定するためのものであります。  議案第百七十号から議案第百七十二号までは、老人いこいの家及び馬淵荘並びに福祉体育館の使用料をそれぞれ改定するためのものであります。  議案第百七十三号は、斎場の使用料を改定し、及び市内居住者に係る使用料の一部を有料化するためのものであります。  議案第百七十四号は、霊園の管理料を改定するためのものであります。  議案第百七十五号は、一般廃棄物処理手数料及び産業廃棄物処分費用を改定するためのものであります。  審査の過程において委員から、死体処理する動物の種類及び料金改定に伴う不法投棄等の防止について質疑があり、理事者から死体処理する動物は犬、猫等のペット類であること。また、不法投棄の防止対策を講ずるのはもとより、家庭系ごみへの混入防止及び事業所へのPRに十分努めたい旨の答弁があったのであります。  議案第百七十六号は、市民病院の入院室料、分べん料及び文書料の額を改定するためのものであります。  議案第百八十二号は、市有建物を事務所用として財団法人八戸地区交通安全協会に無償貸し付けするためのものであります。  以上十三件の議案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  次に、陳情については、お手元に配付してあります陳情審査報告書のとおり決定いたしました。  以上で報告を終わります。  〔二十三番内城国雄君降壇〕(拍手) ○議長(佐々木秀男 君)建設常任委員長の報告を求めます。  吉田博司委員長  〔十五番吉田博司君登壇〕(拍手) ◎十五番(吉田博司 君)建設常任委員会における審査の経過と結果を報告いたします。  議案第百三十号平成六年度八戸市一般会計補正予算のうち、当委員会に係わる予算の主なる内容は、人事異動及び給与改定に伴う人件費を補正するほか、第二款総務費では、こどもの国建設積立金に寄附金を積み立てするものであります。  第六款農林水産業費では、漁港費において、県施行の国庫補助対象修築事業が増額したことに伴い、八戸漁港修築事業負担金を増額するものであります。  第八款土木費では、道路橋りょう費において、除雪及び融雪のための除雪機械等借上料を増額するほか、道路改良事業の国庫補助確定により、用地購入費を減額し、建物移転等補償費を増額するものであります。  都市計画費においては、都市計画下水道事業特別会計への繰出金を減額するものであります。  また、街路事業費においては、3・4・20街路改良事業の三人分の残地を購入するため、用地購入費を増額するものであります。  第九款消防費では、広域消防職員の給与改定に伴い、八戸地域広域市町村圏事務組合に対する消防費負担金を追加計上するほか、消防団事務委託料を減額するものであります。  第十一款災害復旧費では、本年九月十五日から十六日にかけての大雨による土橋川災害復旧工事費及び九月十八日から二十日にかけての台風二十四号による種差一種漁港災害復旧事業費を計上したものであります。  第二条継続費の補正では、旭ケ丘団地公営住宅建設事業の五年・六年継続費の完了と六年・七年継続事業にかかわる職員の人事異動により、総額及び年割額を変更するものであります。  審査の過程において委員から、除雪機械等借上料の中の融雪散布剤の費用及び八戸駅西地区区画整理の今後の展望について質疑があり、理事者から融雪散布剤の費用は一千五百万円程度である。また、八戸駅西地区区画整理の展望については、今年度予算がつかなかったので、フル規格化への作業は進められなくなったが、フル規格化になったときに伴い、用地の取得方法、駅舎改築、東西連絡通路、駅前中央通りの区画整理などの詰めを強力に推し進め、具体化できるように詰めていく計画であるとの答弁があったのであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百三十六号平成六年度八戸市都市計画土地区画整理事業特別会計補正予算の歳出の主なる内容は、売市第一土地区画整理事業において、擁壁工事の杭基礎を施工するため工事請負費を増額するものであります。  また、売市第二土地区画整理事業においては、土工計画の変更に伴い街路築造等工事費を減額するものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百三十八号平成六年度八戸市都市計画下水道事業特別会計補正予算の主なる内容は、歳出では、人事異動及び給与改定に伴う人件費を補正するほか、東部処理場管理費において、東部処理場変電設備機械修繕のため修繕料を増額、管きょ管理費においては、管きょ布設替等工事費を増額するものであります。また、建設費においては、管きょ築造等工事のため工事請負費を増額し、地下埋設物移設等補償費及び原材料費を減額するものであります。  一方歳入では、使用料及び前年度繰越金並びに地域振興整備公団からの新都市開発整備事業関連公共下水道事業負担金等を増額するものであります。また、事業の確定に伴い下水道事業債を減額するほか、一般会計繰入金を減額するものであります。地方債の補正では、下水道事業債の限度額を変更するものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百三十九号平成六年度八戸市公共用地取得事業特別会計補正予算の内容は、歳出では、一般会計繰出金及び用地購入費を減額し、歳入では、公共用地取得事業費を減額するものであります。地方債の補正では、緑地用地取得事業債の限度額を変更するものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百四十号平成六年度八戸市都市計画駐車場特別会計補正予算の主なる内容は、十月四日の北海道東方沖地震による駐車場の一部天井、壁の損傷の修繕料及び一般会計への繰出金を増額するものであります。一方歳入では、前年度繰越金を計上するものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百七十七号は、市営住宅の家賃月額を改定するためのものであります。  審査の過程において委員から、青森市、弘前市との家賃の比較、国の補助率の改定要求及び県営住宅の家賃改定に対する県の考え方について質疑があり、理事者から家賃の比較については、当市の改築年度が他市より早いので新しく建替え後の家賃が多いことから比較的高くなっているが、建物の構造、建築年度が違うので単純に比較できない。低所得者に対しては、一般用住宅より、高齢者、身障者用住宅の場合一、二割低く、二種住宅の場合二、三割低く抑えている。また、国の補助率の改定要求については、国の基本額だけでは容易ではないので、今後、県を通じて国に対して補助率の引き上げを要望していきたい。さらに、県の考え方については基本的な考え方を聞いていないとの答弁があったのであります。  本案に対し中村文男委員から、市営住宅は基本的に低所得者へよりよい住宅を提供するということから、問題があるので反対する。また、岩織委員から、値上げの内容は住宅のみに限らないが、見直しの中で当然除外してもよいのもあるし、その内容についても多少無理している感もあるので反対する、との意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百七十八号は、有料公園施設の使用料の改定等をするためのものであります。  本案に対し岩織委員から、誠意もわかるし、やむを得ず見直しに参加しなければならないという状況もわかるが、それだけ根拠が薄いので反対するとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百七十九号は、南部山健康運動センターの使用料の改定等をするためのものであります。  本案に対し岩織委員から、誠意もわかるし、やむを得ず見直しに参加しなければならないという状況もわかるが、それだけ根拠が薄いので反対するとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百八十号は、公共下水道の使用料等を改定するためのものであります。  審査の過程において委員から、当市、青森市、弘前市の水洗化率及び青森、弘前に比べて資本費の割合が少ないことを値上げの根拠にしているが、今後の値上げの考え方について質疑があり、理事者から水洗化については、当市は七四・六%、青森市は八七%、弘前市は八七・五%である。また、値上げの考え方については、第五次下水道財政研究委員会の提言で、二年から三年以内の間で社会情勢等を勘案しながら、改善を検討すべきであると指導があり、一つの目安になろうかと思う。今回の値上げは社会情勢によるものであるとの答弁があったのであります。  本案に対し中村文男委員から、水洗化率を高め使用料をふやしても、財源不足が生じた場合、値上げが本筋であり、現段階では値上げに問題があるので反対する。また、岩織委員から、処理原価の資本費の割合と使用料でカバーしなければならないという考え方に同意できないし、できるだけ一般会計からの繰り入れでもって圧縮して軽減すべきだという立場から反対するとの意見があり、採決に付した結果、賛成多数をもって原案のとおり可決されました。  議案第百八十一号は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、所要の改正をするためのものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百八十三号は、北地区海浜緑地用地を買い入れるためのものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百八十四号は、公有水面埋立法第三条第四項の規定により、国が公有水面を埋め立てることについて、当市としては異議がない旨の意見を述べるためのものであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  議案第百八十五号は、市営住宅に係る明渡し及び滞納家賃請求訴訟を提起するためのものであります。  審査の過程において委員から、入居申請の際の保証人の確認について質疑があり、理事者から、保証人は死亡しており請求できなかったものであるとの答弁があったのであります。  本案は全員異議なく原案のとおり可決されました。  以上で報告を終わります。  〔十五番吉田博司君降壇〕(拍手) ○議長(佐々木秀男 君)以上をもって各委員長の報告は終わりました。  ただいまの委員長報告に対し、御質疑ありませんか。  (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木秀男 君)御質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。  討論の通告がありますので順次発言を許します。  大久保議員の発言を許します。  大久保議員 ◆三十五番(大久保忠亥 君)今回提案されている一連の使用料、手数料の一斉値上げに対し、私は社会党・市民連合を代表して、一部議案に反対するとともに、要望意見を述べます。  私たちは、基本的に行政が提供する各種施設の使用料や諸証明等の手数料類であっても、経済社会の状況に応じて適正に改定し、給付と負担の均衡を図ることはあってもよいとの立場に立つものであります。  しかしながら、今回のような一斉値上げの場合は、市民生活に及ぼす影響は大きく、客観的な論理性と政策としての妥当性がなければならないと考えます。  ついては、我が会派では、個々の値上げ議案について慎重に検討した結果、議案第百五十七号、第百七十五号、第百七十七号、第百八十号に反対し、また他の一部議案に要望意見を付すことといたしました。以下、その概要を述べます。  議案第百五十七号は、市民の多くが日常的に使用している十九の地区公民館の使用料値上げが含まれており、地域住民の公民館活動に悪影響を及ぼすおそれがあり、値上げは思いとどまるべきであります。  議案第百七十五号の中で、事業系不燃物処理手数料の値上げは、現在でも処理業者が発生事業者に負担転嫁させることが困難な中で、現実には事業系廃棄物が家庭系に流れるおそれが大きく、また、不法投棄を助長するおそれがあります。さらに約二・五倍という上げ幅自体常軌を超えていると言わざるを得ません。産業廃棄物処理業者の中には、価格転嫁できなければ産業廃棄物を扱わないという声もある中で、こうした懸念への対応が不明確な中での大幅値上げに反対であります。  議案第百七十七号の市営住宅入居料の引き上げは、歴史的に見ても、戦後の住宅難時代から、低家賃で公営住宅を提供するという社会政策の一環であり、現在でも入居者は低所得層に限られています。前回の値上げから年月がたっているとはいえ、低所得者層の生活を直撃することに変わりがありません。また、バブル経済の崩壊後、民間賃貸住宅の家賃が鎮静化している中で、市営住宅の大幅値上げは、民間住宅の値上げの突破口になりかねず、市民生活に大きな影響を及ぼすおそれがあることから、賛成できません。
     議案第百八十号、下水道使用料については、一般論として、経済社会の推移によって料金改定があり得ることを否定するものでありません。ただ、八戸市の場合、普及率の向上とともに、他市より大きく劣っている水洗化率の向上を図ることによって、負担の公平と値上げ幅の圧縮を図るべきと考えます。有名無実化している五年以内に水洗化する旨の法の規定の運用で負担の公平化を図ることや、くみ取り料金に格差をつける下水道への誘導政策の検討など、多角的な政策努力で水洗化率を高めなければ、市民負担の不均衡は今後とも拡大する一途であると思います。  さらに、基本的な問題として、私たちが従来から主張している資本費を料金算定基礎に入れた料金体系自体が問題であることを改めて指摘するものであります。下水道への投資は今後も長期にわたって巨額に上るものであり、投資効率、生活環境、都市の美観とイメージアップ、市民負担のあり方など、総合的な検討の中で値上げ幅は圧縮の余地ありとの判断に立って、原案に反対します。  これ以外の議案には賛成をしますが、若干の指摘と要望を申し上げます。  議案第百六十八号は、軒並み値上げをする中で、唯一の使用料を引き下げるものでありますが、いかに水産業が苦境にあるとはいえ、特定の業界の使用料だけを引き下げるというのは、余りにタイミングが悪過ぎるし、他の業界でも同じ理屈が通ることになりかねません。一斉値上げラッシュの中で市民感情としては釈然としないものがあることを指摘しておきます。  最後に、各種施設の使用料値上げに当たり、従来の例では、曲がりなりにもサービス改善や運用の合理化などがセットになっていたにもかかわらず、今回は一部で使用時間区分に工夫が見られるものの、サービス改善は全く考慮されておりません。いわばムチの部分ばかりで、アメの部分が見られず、財源確保ありきの印象だけが突出していたことは甚だ残念に思います。  ついては、市民に負担増を求めるのですから、何らかのサービス向上の工夫を要望するものであります。幸い実施時期までには間がありますから、市長が各施設にサービス向上の検討指示をされることを強く要望して、討論を終わります。 ○議長(佐々木秀男 君)次に、神田議員の発言を許します。  神田議員 ◆二十二番(神田洋一 君)私は、日本共産党議員団を代表し、使用料・手数料の改定に関する条例の改正に反対、及び陳情第八号の不採択という委員長報告に反対し、討論をいたします。  今回の定例会に対し、三十四件の使用料、手数料の改定に関する条例改正案が提案されましたが、議案第百六十三号の地方卸売市場八戸魚市場条例の一部を改正する条例の制定については、漁業者の救済のために使用料の引き下げを行うものであり、賛成でありますが、この議案を除く値上げ案三十三件についてはすべて反対するものであります。  今回のこれらの提案は、総額五億円という空前の負担を一挙に市民に負わせようとするものであり、今日の不況、営業不振に加えて大企業のリストラの影響等による職場からの締め出しなど、生活難に苦しむ市民にとって耐えられるものではありません。  提案は見直しと言いながら、実際はさきの一件を除けば、すべて値上げの提案であり、さらに市民への影響についても、故意に少なく見せようとするなど、極めて作為的な提案と言わざるを得ません。  しかも、昨年から検討を始めたという議会答弁がなされたのでありますが、各部署における検討は、下水道など一部を除いて、極めて最近唐突に示されたものであることが明らかになっており、事実を曲げた答弁についても厳しく指弾されなければなりません。  また、こういう経過から、当然のことながら、審議会に諮るなどの、提案に至るまでの民主的手法が全く欠落していることも既に指摘してきたとおりであります。  その内容を見れば、納期前納付報奨金の減額は、性質の全く異なるものであり、また、下水道使用料や住宅使用料などは、その目的や規模から見ても、単純な見直しによる引き上げという枠にとどまるものでないことは明らかであります。  市長は答弁で、他市との料金比較による乖離を強調されておられましたが、例えば廃棄物処分手数料や霊園管理料、斎場使用料などは、県内他市の料金水準を大きく超えるものであり、全く見直しの基準となっていないことも明白であります。  なお、一部に教育上の配慮が見られるものの、全体としては、今日市民の置かれている状況に対し、極めて配慮のない引き上げと断ぜざるを得ず、これら提案についてすべて反対の立場を鮮明に示さざるを得ないものであることを改めて述べ、同僚議員の御賛同を強く求めるものであります。  次に、陳情第八号「ガット合意」の国会承認をやめさせ、米と農業を守るための陳情の不採択という委員長報告に反対であります。  本陳情は九月議会において継続審議とされたのですが、今回は国でガット合意の国会承認がなされてしまったということで、言ってみると今から意見書を上げても効力がないという形での不採択ではありませんか。  しかし、国会において三度も輸入自由化阻止の決議をしたにもかかわらず、国会承認されたことの不条理な決定と同様に、八戸市議会においても、過去二度にわたって意見書を満場一致で可決したことに思いをいたすならば、前議会における継続審議についても、今回の渡りに船的な不採択の決定についても、市民の納得できるものではありません。  政府は六兆円余の国内対策費を盛り込むことで、その影響を緩和できるという立場ですが、この国内対策そのものが、大規模農家だけを育成し、圧倒的多数の農家を切り捨てるものであることは明らかであり、食品安全問題では、甘い国際基準が日本に押しつけられる危険が現実のものになろうとしているのであり、国民の健康にとっても重大です。  そして、国内法では食管法を大改悪し、文字どおり自主流通米に流通の主役をゆだね、青森県産米のお先真っ暗という状況をつくり出すことになり、さらに早速来年度の減反割り当ては、これまでの最高の面積として押しつけることが始まっているではありませんか。  しかもガット合意の承認は、今後一層激しさを増し、ミニマムアクセス後は全くとめどない自由化に道を開くものでしかありません。まさしく米づくり破壊、農業破壊がここにきわまれりとなっていくのであります。  さて、しかし、新しく設立されるWTO(世界貿易機構)の協定第十条には、加盟国の三分の二の賛成で改正できること、すなわち提案があれば日本の米などを除外することができる規定が盛り込まれています。  日本共産党は、この規定を活用するならば、国会を通過したもとでも米輸入自由化など不公正な内容の改正を政府が提起するように要求することが十分できることを明らかにしているのであります。  さらに最後に、蛇足ながら、陳情者代表の田辺良則氏は元弘前大学の農学部長、現在同名誉教授、そしてただいま八戸市の総合農政審議会の会長にも御就任されておられる方であることもつけ加え、この陳情を単純に不採択で済ますことがあってはならないことを強く訴えて討論といたします。 ○議長(佐々木秀男 君)以上で通告による討論は終わりました。  これにて討論を終結いたします。  これより順次採決いたします。  議題のうち、まず議案第百七十七号を採決いたします。  本案の委員長報告は可決であります。  本案は委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(佐々木秀男 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、本案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第百五十七号、第百七十五号及び議案第百八十号の三件を一括して採決いたします。  以上の議案の委員長報告はいずれも可決であります。  以上の議案は委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(佐々木秀男 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、以上の議案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、議案第百四十五号、議案第百四十七号から第百五十号まで、議案第百五十二号から第百五十六号まで、議案第百五十八号から第百六十二号まで、議案第百六十四号から第百七十四号まで、議案第百七十六号、第百七十八号、第百七十九号の二十九件を一括して採決いたします。  以上の議案の委員長報告はいずれも可決であります。  以上の議案は委員長報告のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(佐々木秀男 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、以上の議案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、ただいま議決されました議案を除く議案第百三十号から第百四十四号まで、第百四十六号、第百五十一号、議案第百六十三号及び第百八十一号から第百八十六号までの二十四件を一括して採決いたします。  以上の議案は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木秀男 君)御異議なしと認めます。  よって、以上の議案は委員長報告のとおり可決されました。  次に、陳情第八号を採決いたします。  本陳情の委員長報告は不採択であります。  本陳情は委員長報告のとおり決するに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(佐々木秀男 君)御着席願います。  起立多数であります。  よって、本陳情は委員長報告のとおり不採択と決定しました。  次に、陳情第九号、第十号、第十一号、第十三号、第十四号を一括して採決いたします。  以上の陳情は委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木秀男 君)御異議なしと認めます。  よって、以上の陳情は委員長報告のとおり決定されました。  なお、陳情第十二号は、使用料・手数料にかかわる議案が可決されましたので、議決を要しないことになります。     ───▲・▼─── △日程第四 閉会中の継続審査の件 ○議長(佐々木秀男 君)日程第四閉会中の継続審査についてを議題といたします。  各委員長から会議規則第百四条の規定により、お手元に配付いたしました申出書のとおり閉会中の継続審査の申し出があります。  お諮りいたします。  各委員長から申し出のとおり閉会中の継続審査に付することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木秀男 君)御異議なしと認めます。  よって、各委員長から申し出のとおり、閉会中の継続審査に付することに決しました。     ───▲・▼─── △日程第五 議会案一件上程 ○議長(佐々木秀男 君)日程第五議会案第八号ガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意に伴う国内農林業対策等に関する意見書を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。  十七番坂本美洋議員  〔十七番坂本美洋君登壇〕(拍手) ◎十七番(坂本美洋 君)提案理由の説明をいたします。  議会案第八号は、ガット・ウルグアイ・ラウンド農業合意は、我が国の農林業に大きな打撃を与えることが懸念されることから、国内対策の充実・強化などを強く要望するものであります。  なお、意見書の案文については、お手元に配付のとおりであります。  以上で提案理由の説明を終わります。  〔十七番坂本美洋君降壇〕(拍手)   ─────────────       (案文は資料欄に掲載) ○議長(佐々木秀男 君)お諮りいたします。  ただいま議題となっております議会案については、委員会の付託、質疑及び討論は省略し、直ちに採決いたしたいと思います。  これに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(佐々木秀男 君)御異議なしと認めます。  よって、委員会の付託、質疑及び討論は省略することに決しました。  これより議会案第八号を採決いたします。  本案は原案のとおり決することに賛成の方々の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(佐々木秀男 君)御着席願います。  起立総員であります。  よって、本案は原案のとおり可決されました。     ───▲・▼─── △追加日程 議員の辞職の件 ○議長(佐々木秀男 君)本日、上村武之助議員から議員を辞職したいとの辞職願が提出されました。  お諮りいたします。この際、上村武之助議員の議員の辞職の件を日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木秀男 君)御異議なしと認めます。  よって、この際、上村武之助議員の議員の辞職の件を日程に追加し、議題といたします。  まず、その辞職願を朗読いたさせます。  〔職員朗読〕   ─────────────   辞  職  願  このたび、一身上の都合により平成六年十二月二十二日をもって議員を辞職したいので許可されるよう願い出ます。  平成六年十二月十九日  八戸市議会議長   佐々木 秀 男 殿          八戸市議会議員           上 村 武之助   ───────────── ○議長(佐々木秀男 君)お諮りいたします。上村武之助議員の議員の辞職を許可することに御異議ありませんか。  (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(佐々木秀男 君)御異議なしと認めます。  よって、上村武之助議員の議員の辞職を許可することに決しました。  以上で本日の日程は全部終了いたしました。     ───▲・▼───   退任議員あいさつ ○議長(佐々木秀男 君)この際、上村議員から発言の申し出がありますので、これを許します。  上村議員  〔三十六番上村武之助君登壇〕(拍手) ◆三十六番(上村武之助 君)本議会を最後に八戸市議会を退くに当たり、発言の機会を与えてくださいました議長並びに議員の皆様に対して心から感謝申し上げます。ありがとうございました。  顧みますと、昭和五十年初当選以来、五期十九年九カ月にわたりまして、議員を初め市三役、部課長から一般の市職員の皆様に、党派を超えて温かい御指導と御交誼をいただきました。この場をおかりいたしまして厚く御礼申し上げます。  若輩で非力非才な私でございましたが、八戸市民から負託を受けた議員として「市民生活の安定と福祉の向上」のために、本会議や委員会、そして直接担当課への要望、提言を続けてまいりました。秋山前市長、中里現市長ともどもに御理解をいただき、実績も残すことができました。  これまでに市職員の皆様にお気にさわるようなことを申し上げたことがあったのではないかと思いますが、あくまで八戸市民の幸せを願っての発言であったと御理解と御寛容をいただければ幸いでございます。  今後も、八戸市で学びましたことをベースに、あくまで「庶民の側に立つ」政治姿勢で活動することを決意しておりますので、御指導、御鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。  最後になりましたが、議会事務局長初め、これまでの代々の事務局職員の皆様には、御指導、御協力、まことにありがとうございました。  これまでお世話になりました多くの皆様に心から感謝申し上げるとともに、八戸市がますます大きく発展されますことを御祈念いたしまして、私のごあいさつといたします。  長い間ありがとうございました。  〔三十六番上村武之助君降壇〕(拍手)     ───▲・▼───   市長あいさつ ○議長(佐々木秀男 君)次に、市長から発言の申し出がありますので、これを許します。  市長  〔市長中里信男君登壇〕(拍手) ◎市長(中里信男 君)平成六年十二月八戸市議会定例会の閉会に当たり、一言ごあいさつを申し上げます。  議員各位には、去る十二月一日から本日までの十九日間にわたり、本議会に提出いたしました平成六年度八戸市一般会計補正予算など、議案五十八件、認定一件について、終始熱心に、かつ慎重に御審議を尽くされ、全議案とも原案のとおり御議決、御認定を賜り、厚くお礼を申し上げます。  議決いただきました各議案の執行に当たりましては、万全を期してまいりますとともに、本議会において議員各位から寄せられました貴重な御意見、御要望等につきましては、今後の市政運営に当たり、十分に配慮してまいりたいと存じます。  何とぞ、今後とも一層の御指導、御支援を賜りますようお願いを申し上げる次第でございます。  また、ただいまは上村武之助議員の辞職が許可されました。  上村議員におかれましては、五期にわたる実に長い間、八戸市発展のために多大なる御尽力をいただきました。ここに、これまでの御努力に対しまして満腔の謝意を表し、勇躍して立つこれからの道に御健闘をお祈り申し上げる次第であります。  さて、新幹線問題につきまして、一連の情報によりますと、整備新幹線検討委員会の方向づけがまとまり、本日、閣僚会議において了承されるのではないかと推測をいたしております。  もし、盛岡以北のフル規格化が実現すれば、まことに喜ばしいことであり、市民とともに喜びを分かち合いたいと思います。  これひとえに、これまでにおける青森県北村知事、検討委員会委員の大島代議士を初め、県選出国会議員、県議会議員、市長村議会議員、商工会議所等、多くの関係者の御尽力によるものでありまして、ここに改めてその御努力に対しまして敬意を表し、深く感謝申し上げる次第であります。  この上は、長年の懸案であります八戸駅舎の改築、駅周辺整備事業等を初め、各種新幹線受け入れ準備事業について、真摯に取り組んでまいりたいと存じます。  どうぞ今後とも議員各位におかれましては、盛岡以北建設促進のために、特段の御協力を賜りますようお願いを申し上げます。  なお、本年も残すところ十日余となりましたが、この一年間、市勢発展のために御活躍くださいました議員各位並びに市民の皆様方の御指導、御協力に対しまして、心から敬意と感謝を申し上げます。やがて迎えます新しい年が、皆様方にとりまして希望に輝くよき年となりますよう祈念申し上げまして、閉会に当たってのごあいさつといたします。  〔市長中里信男君降壇〕(拍手)     ───▲・▼───   閉 会 ○議長(佐々木秀男 君)今期定例会における議員並びに理事者各位の御精励に対し、深甚なる敬意と感謝の意を表します。  これにて平成六年十二月八戸市議会定例会を閉会いたします。   午前十一時三十六分 閉会          署  名       地方自治法第百二十三条第二項の規定によりここに署名する。         平成六年十二月十九日             八 戸 市 議 会                     議 長  佐々木 秀 男                     副議長  清 水 悦 郎                     議 員  中 村 文 男                     議 員  苅 田 重一郎...